「このT-shirtsは彼にとってすごく小さい。」”すごく”ということはveryを使えばいいのかな。
“This T-shirts is too small for him”
あれ、答えは”too”になってる。なんでだろう。
前々から思ってたけど、”very”と”too”に違いはあるのかな。

英語の”very”と”too”と”so”は似ているように見えますが、使用する上で重要な違いがあります。
今日は英語でもよくつかわれる”very”と”too”と”so”を説明し、その違いについて明らかにしていきましょう。

一目でわかる”very”,”too”,”so”の違い

“very”は単純に何かを強調するために使用する。

“too”は過剰や不必要なほど、といった少しネガティブな要素が含まれる。

“so”はモノや感情の程度を強調する際に使われることが多い。

“very” の意味

“very” をCambridge Dictionaryで調べると、「used to make an adjective or adverb stronger」と出てきます。

つまり、形容詞や副詞、またはフレーズを単純に強調するために使用されるということです。

例えば、”He is intelligent”(彼は賢い)の賢い部分を強調したい場合、「He is very intelligent」(彼は非常に賢い)と言えるということです。

“too” の意味

“too”を同じくCambridge Dictionaryで調べると、「used before adjectives and adverbs to mean ‘more than is allowed, necessary, possible, etc.’」と出てきます。

つまり、これは単に強調するだけではなく、そこには過剰なほどというニュアンスが含まれていることがわかります。

例えば、I have too much work to do.(やらなければならない仕事が多すぎる。)といった場面で使えるわけです。

“so”の意味

“so”はどちらかというと”very”と同じように使うことができます。

辞書で調べてみると「used before an adjective or adverb to make that adjective or adverb stronger」と出てきます。

形容詞や副詞の前に置いてそれを強調できるというわけですね。

しかし、これではveryとの違いが分かりづらいので、今度はロングマン現代英英辞典で調べてみると「used to emphasize how great a feeling or quality is, or how large an amount is」と出てきました。

ここからわかるように、”so”はそれがどの程度なのかということを強調するのに使われることが多そうです。

例えば、I am so happy. やI love her so much.などと相性がよさそうです。

“very” “too” “so” の違いまとめ

“very”は単純に何かを強調するために使用します。

一方”too”には過剰や不必要なほど、といった少しネガティブな要素が含まれています。

そして、”so”は”very”と同様に何かを強調する際に使われますが、モノや感情の程度を強調する際に使われることが多そうです。

なるほど、ということは「このT-shirtsは彼にとってすごく小さい。」という文には「小さすぎる」というネガティブな雰囲気が含まれているので”too”を使うのが適切ということなんですね。

そうですね。そうとらえると納得できますね。
これらを使用する際には、意味や使い分けについてしっかり理解し、使用する節や文脈に合った使い方を心がけると、より自分の気持ちを正確に伝えることができそうですね。