アオパパ先生は通信大学で教員免許状を取った後、すぐに教員にはならなかったんですか?

はい、教員になる前に、オーストラリアの大学院に行ってます。

えー、せっかく夢だった教員になれるなら、早くなった方がよかったんじゃないですか?

確かに、そこは迷いました。そしてその選択が今でも正しかったのかわからなくなる時があります。それでも結果的に行ってよかったのは間違いないです。
今回は、その理由をお伝えしたいと思います。
この記事が、留学に行こうか迷っている方々の参考になれば幸いです。

留学を決意した経緯

私は大学卒業後、普通の日系企業に入社しました。

その後、英語の教師を目指すために日大の通信教育部に通うわけですが、 教師になる前に一つだけどうしても経験しておきたいことがありました。 

それが留学でした。

今考えれば浅い考え方ですが、私が学生だった頃、私は海外で暮らしたことない英語教師を小馬鹿にしていました。

海外で生活もしてなければ発音もカタカナ読みの英語教師になんで英語を教わらなきゃいけないんだ!と軽く授業をボイコットしていました。

そして今、私はかつて自分が軽蔑していた海外経験のない英語教師になるかどうかの選択を迫られていたわけです。

そんな拗れたコンプレックスを抱えていた私は、そのまま英語教師になることが許せませんでした。

ということで、留学を選択したわけです。

そして、最終的にオーストラリアの大学院でTESOL(英語教授法)を学ぶことに決めました。

私が留学で得たいと思った経験は以下の3点です。

・専門知識を深める

様々な国の人と生活する中で文化の多様性を知る

・世界中に友達を作る

さて、この3つの願いは叶えられたのでしょうか。

どんな英語教師になりたいのかを考える

少し前までインターネットの翻訳機能は使い物になりませんでした。

しかし、今はGoogle翻訳を使えばどんなに長い文章でもある程度理解できる日本語に変換することができます。

DeepLを使えば更に正確な訳をしてくれます。

今の技術進歩の速さを考えると、間違いなく近い将来、ストレスなく違う言語の人と会話ができる製品が発売されることでしょう。

そのような時代になったら、今まで英語を学ぶために費やしていた時間を、他のことに費やすことができます。

中学・高校6年間で英語の授業はトータル約787時間と言われています。

他言語を学ぶための時間としてそれが多いか少ないかは別として、仮にこの787時間というのを、他のものに使えたのなら。例えば、日本語で物事をしっかり考える力、そして、それを発信していける力を養ったり、あるいは自分の才能を伸ばす時間に充てたりすることができれば、日本人一人一人の力は更に強くなり、結果として世界で戦える人材が育つような気がします。

そのような時代を迎えるにあたって必要なのは、英語を話せる人材ではなく、自分の意見をしっかり持ちつつ、かつ、多文化と共生できる人材なんじゃないかと思います。

そこでまずは私自身が様々な国の人と生活をして、その経験を生徒に伝えていける教師になりたいと思いました。

なぜ大学院?

海外の文化を知りたいだけであれば旅行にいけばいいですし、色々な人と生活したいのであればワーホリを使えば1年間は現地で生活することが可能です。

そこをなぜあえてお金がかかる大学院にしたのには理由があります。

それは、自分の専門性を深めたいという理由からです。

もっと平たく言うと、もう一度学生に戻って興味のあることを思いっきり勉強したかったからです。

大学院に行けば好きな勉強をたくさんできます。

しかもそれが最終的に修士号として形になるなんてこれほどありがたいことはありません。

大学院にしようと思った理由は本当にただそれだけです。

自分のやりたい勉強を存分にする!以上!

結果として、留学生が集まる寮に入寮できることが決まったので、この大学院留学で自分の留学の目的を全て満たすことができそうです。

どこの国にするか

留学先の国を決めるにあたって考慮に入れたのは次の点です。

・トータルコスト

・教育の質

・気候

トータルコスト

色々考えましたが、やはり費用がどれだけかかるのか、というのは一番気になるところでした。

学びたい分野の学費はどのくらい?滞在費はどのくらい?卒業するまで何年かかるの?向こうでバイトはできるの?そんなことを考慮に入れてトータルで一番安かったのがオーストラリアでした。

教育の質

オーストラリアには、37校の公立大学、2校の私立大学があり、そのほとんどが大学院を有しています。その教育水準は法律のもとで管理され、一定に保たれているとされています。

大学間の格差もあまりないらしいです。

また、オーストラリアは留学生を受け入れる国として、ESOS法と呼ばれる国家法やCRICOS制度という教育機関の政府登録義務を設けています。

つまり留学生の受け入れと保護のために、国として法律や義務を制定しているということで、そんなことをやっている国は世界的にも珍しいそうです。

気候

留学先としてイギリスも最後まで候補として残ったのですが、イギリスっていつも雨降ってそうですよね。(勝手なイメージ)

それに比べてオーストラリアは気候的に過ごしやすそうですし、穏やかな気候の中で伸び伸びと勉強できそうだったのでオーストラリアにしました。

結果としてオーストラリアを選択したのは正解だったと思います。

費用面に関してはバイトができたおかげでずいぶん助かりました。

そしてバイトでの経験がお金以外でも大きな財産になりました。

教育の質に関しては比較できないのでわかりませんが、英語の添削サービスや、カウンセリングなど、留学生に対するサポートは手厚かったと思います。

そして、気候に関しては最高でした。冬は思った以上に寒かったですが、海が近くいつでもビーチに行ける環境がこれほどまでに快適だとは知りませんでした。

終わりに

さて、私が留学に行く前に立てた目標は果たせたのでしょうか。

TESOLを学んだことによって自信を持って授業をすることができています。

授業をすることが全くストレスにならないというのは精神衛生上凄く助かっています。

寮やハウスシェア、バイトを通して色々な文化に触れることもできました。

そして最後に留学を終えて数年経った今でも連絡を定期的にとる友人も作ることができました。

以上のことから、当初の目標は達成できたのではないかと思います。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。