よし、英語を改めて勉強するぞ。えーっと、英語にはbe動詞と一般動詞があって・・・
be動詞?なにこれ。これって動詞なの?動きが無いのに動詞?あーもうわけわかんない。もう英語あきらめよう。
ちょっと待って!あきらめるのは早いです。be動詞って何なのか一緒に考えてみましょう。
be動詞とは
英語には「1つの文に1つの動詞」という大事なルールがあります。
動詞の種類はたったの2つ。 be動詞と一般動詞(be動詞以外)です。(なんだか某有名ホストの言葉みたいですね・・・)
例えば「私は走る」という日本語を英語にする場合、「走る」というのは動作なので、
〈run〉という動詞が使われるというのは違和感なく受け入れることができると思います。
しかし、世の中にはそういった動きのある単語が入っていない文章が無数にあります。
例えば、「私は学生です。」この文に動きのある単語は入っていますか?入っていませんよね。
そんな時に役に立つのがbe動詞です。
be動詞は、英語の1つの文には1つの動詞、という絶対的ルールを守るためには必要な要素なのです。
そして、be動詞には以下の意味があります。
- ~である(状態を表す)
- ~にある・~にいる・存在する(状態を表す)
厄介なのが、be動詞という名前ではあるものの、主語によって形が変化するため、beのまま使う頻度が高くないということです。
be動詞は主語によって以下のように変化します。
主語 | be動詞 | 省略形 |
I(私) | am | I’m |
he(彼) she(彼女) it(それ) |
is | he’s she’s it’s |
we(私たち) you(あなた・あなた達) they(彼ら・彼女ら) |
are | we’re you’re they’re |
be動詞は主語によって変わるよ。これは覚えるしかありません。
“am” “is” “are”たった3つです。頑張って覚えましょう。
~である(状態を表す)
一番使用頻度の高い形です。
おおざっぱに説明すると、be動詞は主語とその後に続く説明語句の「つなぎ」の役割を果たしています。
例
I am a student.
I(私) am(イコール) a student(生徒) →私は生徒です。
He is sick.
He(彼) is(イコール) sick(病気) →彼は病気です。
また、状態それ自体を表す(時間という枠から外れる)場合、原形beのまま使われます。
例
Be quiet (静かにする)
Be positive(ポジティブでいる)
~にある・~にいる・存在する(状態を表す)
主語の所在や存在を表す場合にもbe動詞が使われます。
例
My bag is on the desk.
My bag (私のカバン) is(は・・・にある) on the desk(机の上に).
God is
God(神) is (は存在する).
まとめ
be動詞を考えるうえで大切なのは
「英語の文には1つの動詞が必要」という大原則です。
そして英語の動詞にはbe動詞と一般動詞(be動詞以外)以外存在しません。
つまり、一般動詞が入らない文全てにおいて、be動詞が必要になります。
be動詞は主語によって形が変わります。
be動詞の意味は主に二つ
・~である(状態を表す)
・~にある・~にいる・存在する(状態を表す)
形の変化をしっかり覚えましょう。
なるほど、わかりました。
一般動詞が使われない文にはとりあえずbe動詞を入れておけばいいということですね!
簡単にいうとそういうことです。
また何かあれば質問してください。