「私は東京に住んでいる。」んー、”I live in Tokyo.”かな。それとも “I am living Tokyo.”かな。現在形と現在進行形って、簡単なようで実はまだよくわからないんだとなぁ。

現在進行形の形は「be動詞+動詞ing」と知っている人は多いですが、これを自由自在に操れる人って案外少ないですよね。
今回はこの現在進行形について説明します。

現在進行形とは

現在進行形とは、動詞に-ingを付けた形で、何かが進行していることを表す形式です。
「動きのあるライブ感」がポイントになります。

現在進行形は、動詞に-ingを付けた形です。

主語+be動詞+動詞-ingの形で表します。

例文を見てみましょう。

  1. “He is studying for his exams.”(私は試験の為に勉強している)
  2. “They are building a new shopping mall in town.”(彼らは町に新しいショッピングモールを建設している)
  3. “She is running in the park.”(彼女は公園で走っている)

それぞれをイメージすると以下のような絵になります。

どうでしょう。まさに今起きていることを表していますよね。

動詞-ingはこのライブ感がとても大事です。

それでは次からは否定文・疑問文の作り方を見ていきましょう。

現在進行形の否定文

be動詞と同じルールです。つまり、「主語+be動詞+not+動詞ing」です。

ここで思い出してほしいのが、be動詞の否定文の作り方です。

be動詞の否定はbe動詞のすぐ後にnotを入れる、でしたよね。

現在進行形の否定文も同じルールが適応されます。

次の図を見てください。

現在進行形であっても、notの入る位置はbe動詞の直後です。

現在進行形の疑問文

これもbe動詞と同じルールです。つまり、「be動詞+主語+動詞ing…?」です。

be動詞の疑問文のつくりかたは、「主語とbe動詞を入れ替える」でしたよね。

次の図を見てください。

難しいことは考えずに、現在進行形の疑問文も、主語とbe動詞を入れ替えるだけでOKです。

こんな時に使えるよ現在進行形

英語の現在進行形は、以下のような場合に使われます。

現在進行中の一時的なアクションを表す

例:

I am eating lunch.(今、ランチを食べている)

She is singing a song.(彼女は今、歌を歌っている)

しかかっている出来事を表す

例:

The train was stopping.(電車が止まりかけている)

My dog is dying.(私の犬が死にかけている)

The bus is leaving.(バスが出発しかけている)

すべての表現で、すでに始まっておりまだ終わっていないというのが伝わってきます。

「その時にはそうしている」という予定を表す

例:

He is arriving at 6:00 PM.(彼は午後6時に到着する予定です)

The plane is taking off in an hour.(飛行機は1時間後に離陸する予定です)

I am having lunch with my friend on Monday.(私は月曜日友達とランチを食べる予定です)

be going to の未来形と比べると、よりしっかりした予定に感じることができるよ。

まとめ

ライブ感に、一時的。これが進行形を理解するうえで大事になりそうですね。
I live in Tokyo.だと定住している感じがするし、I am living Tokyo.だと、一時的にそこに滞在しているようなニュアンスになるということですね。

そういうことですね。この動詞-ingは現在分詞など他のときにも出てきますので、その感覚を大事に持っておきましょう。